伝統と味を守り続ける蔵人
吉野酒造では随時、蔵人、社員を募集しております。技術者の高齢化や継承の担い手不足など、様々な分野で問題になっておりますが酒造業界も例外ではありません。厳しさももちろんありますが、それを超えるやりがいがあります。
是非下記の「働き方について」「働く人の声」をご拝読いただき、興味を持っていただければ幸いです。
働き方について
吉野酒造の雇用形態は一律ではなく、大きく分けると三つに分かれます。基本的には正社員としての働き方ですが、繁忙期である酒造期のみの働き方もあります。(以前の岩手の杜氏や農家の方など)また、一度現場を見た上で環境を大きく変えての転職を希望される方にはまず、アルバイト経験を経て現場に入ることをお勧めしています。
見習い・アルバイト
まずは酒米の運搬などの簡単な仕事から手伝っていただきます。その後、慣れ具合に応じてラベリングや瓶詰め、箱詰めなどの作業を中心に少しづつ覚えていただきます。
酒造期・短期雇用
仕込み時期の11月上旬から4月上旬にかけて期間中、製造補助全般を行っていただきます。精米・蒸米・ 麹づくり・酒母づくり・もろみ管理・搾り・火入れといった工程を担当します。
正社員
仕込み時期における酒造り業務に加え、地域資源を活用したリキュール作りや新商品開発や販売計画の企画立案など吉野酒造全体に関わる業務に加わっていただきます。
働いてる人たちの声
酒造りは集団作業。
やる気があり、最低限の気遣いや
挨拶なども苦なくできる方だと嬉しいです。
従業員はお互い様という気持ちで
助け合って働いています。
機械に頼らない昔ながらの丁寧な酒造り、歴史ある建物や仕込み水が魅力の酒蔵で、
地元で愛されるお酒を造っていることに
誇りを感じています。
仕事を教えてもらって覚えて、毎年新しい
ことに挑戦させてもらっています。
幅広い経験ができるのでチャレンジ精神が
ある方が向いていると思います。
伝統の酒造りと
新たな挑戦のために
美味しいお酒を手間暇かけて作ることはもちろん、「伝統を守ること」「新しさを取り入れること」のどちらか一方に偏らずに酒造りを続けるためには、さらなる人手、技術の継承、新鮮な目線が不可欠です。
経験者はもちろん、日本酒がお好きな方、歴史ある職人業に憧れのある方、将来のために現場経験を積んでいきたい方など、体力に自信があれば年齢、経験は問いません。
吉野酒造には、伝統を守りながら新しいことにも恐れない腰古井ブランドを創りあげたい、という想いがあります。是非、熱意のある方に来ていただきたいと思っております。
最後に
楽しいことばかりではない覚悟の伴う現場ではありますが、従業員一同、伝統の味を守るべく使命感を持って自ら動き、日々明るく取り組んでおります。
私たちは、豊かな自然に恵まれた勝浦の地で、酒造りを続けられることを誇りに思うと共に、これからも末長く皆様に愛される腰古井であり続けたい、と心から願っております。